地域に寄り添い、豊かな社会を
共に創造する人たちを育む拠り所を目指して

センター長あいさつ

石井 まこと 教授
今、そしてこれからの社会に求められているのは、地域をリアルに感じ自発的に行動できる人です。
他の地域を知ることで自分たちの地域を知り、学んだことを将来、地域再生のために、そして自分や周りの人生が豊かになる教育を研究開発していきます。
ちなみにCRESE(クレッセ)という組織の略称は音楽記号のcrescendo(クレッシェンド)に由来。だんだん大きくなるようにとの願いを込めています。
CRESEの基本構想

地域に寄り添い、
豊かな社会を共に創造する人たちを
育む拠り所を目指して


CRESEへの道のり
2007年
経済学部に地域経済研究センター設置
2016年
大分合同新聞社との連携授業
「青が咲く」(18歳選挙権)
2017年
経済学部社会イノベーション学科新設
(1994年地域システム学科改組以来)
2024年
経済学部1学科6コース制開始
(地域フィールド系3コース)

2025年
CRESE開設
(地域経済研究センターを改組、文科省概算で設置)

コミュニティ再生と地域中核人材の育成
「地方創生」が進められるなか、地方圏のコミュニティでは人口減少と経済社会変化による弱体化は続き、地域で起きる様々な社会問題を主体的に解決する人材育成や集団・組織の運営が期待されています。
大分大学では、こうした「地域づくり」の核となる人材育成の教育研究開発拠点として、コミュニティの価値を適正に評価し、教育研究を通じて地域の価値を大きく育てるインキュベートセンターである地域経済社会教育開発センターを経済学部を軸に2025年4月に全学組織として立ち上げました。


地方圏が抱える課題
- 人口減少加速へのブレーキ
- 自治体間格差から連携へ
- 課題解決教育力の強化
- 就業先の創出
- 地域内経済循環の利活用
- 地域資源(ブランド)の活用
専門知・人材育成・社会実装
- 地域社会・再生の担い手育成
- 学際的な地域課題解決教育
- 課題解決教育の蓄積活用
- 課題解決のカリキュラム確立
- 地域コミュニティ価値の可視化
学生たちがリアルな現場で学びを深められる授業をさらに展開していくには、地域・関係各所との調整・運営をスムーズに行える組織が必要です。
センターでは学生たちの“自発的な興味・関心”から発展的に授業内容を、創りあげていきます。
地域課題解決に向けた4部門による教育開発
センターには、地域研究・教育開発/地域連携/社会実装/認証の4部門を置き、一連の流れで取り組みます。
そのために、大分大学がもつ総合大学としての分野横断的な知的インフラを活用し、地域社会を構成する市民と学生がともに地域課題の解決に向けて、住民・学生・研究者それぞれの視点を活かした創造的な「地域づくり」の提案・実践・実装を進めていきます。
4部門の連携イメージ

学生から始まり社会を巻き込んでいく
大学に留まらず地域・自治体・企業人材育成の教育プログラムへ発展

地域研究・教育開発部門
融合的な地域社会研究を推進し、課題解決を図りつつ、人材育成に有効なカリキュラムと教授法の案出
- 健康寿命の延伸
- 被災地・被災者との交流と地域づくり
- 教育施設の観光への有効活用提案
- 地域完結型・補完型ビジネスの展開 など

地域連携部門
地域課題解決の対象となるフィールド等で協働する自治体・企業、社会関係資本団体・個人のコーディネート
地域をフィールドに活動する諸組織(自治体、企業、NPO、自営業、研究機関、労働者協同組合、自治会社会福祉法人等)との教育連携 など

社会実装部門
地域でのウェルネス・ツーリズム等の課題解決事業の展開
- 学生インストラクター・ノルディック教室の地域展開
- 空き家・空き店舗のコミュニティススペース化
- 教育施設の観光施設への転用
- 郷土料理レシピの地域内外への発信事業 など

認証部門
優れた学修成果を残したことを顕彰、資格認定、質保証
コミュニティ再生や地域中核人材として活躍する者の輩出と顕彰
地域つなぎ部
学生と教員一緒になって大学を、地域を変えていきます!
本センターの学生活動組織「地域つなぎ部」を2025年7月に立ち上げました。
全学部の学生を対象に、教職員も一緒になって「地域づくり」の実践を体験していく活動を企画・実行しています。学内に学生の居場所「センターテラス」を創ることから始め、学生間を「つなぎ」、学生たちの関心を掘り起こし、地域とつながる新しい事業を自ら考える空間を大学に創っていきます。

